Connect Embedded
Enterprise プランへの追加としてのみ利用可能です。
Connect Embeddedは、Raspberry Piのような組み込みシステム上でProtoPie Connectを作動させたいチーム向けです。
これはネットワークへの接続が不要なサーバーアプリであり、端末上で作動します。サポート対象となっているオペレーティングシステムは、Windows、MacOS、Linux ARM64 (Raspberry Pi向け)などがあります。
Connect Embeddedの認証はライセンスファイルに基づいており、独立した環境で完全に作動できるので、高度なユーザーリサーチやテストを実行することができます。
- サポート対象のプラットフォーム:
- macOS10.11 El Capitan以降。
- Windows 10以降、64-bit。
- Ubuntu 12.04以降、64-bit。
- Fedora 221、64-bit。
- Debian 8、64-bit。
- ストレージ:500MB以上
- RAM:1GB以上
Connect DesktopとConnect Embedded for the Enterprise Planの違い
以下の表はConnect DesktopとConnect Embeddedの違いを比較したものです。
特徴 | ProtoPie Connect for Desktop | ProtoPie Connect for Embedded Systems |
---|---|---|
作動環境 | デスクトップアプリ | 端末 |
オペレーティングシステム | macOSとWindows | Windows、macOS、Linux ARM64 |
ユーザー認証 | ProtoPie Enterprise経由でログインしてエディターを有効化 | デバイスごとのライセンス認証 |
オフライン | ログイン時にインターネットが必要 | 可能 |
プロトタイプの最新版の保存 | 可能。最後に保存したPieファイルを常に使用 | 不可。最後に保存したプロトタイプを相互に追加する必要あり |
ネットワークIPの変更 | デスクトップアプリでIPネットワークを変更 | 起動スクリプトにフラグを追加し、特定のIPネットワークでProtoPie Connectサーバーを起動 |
Connect Embeddedのインストール
1. お使いのOSに必要なインストールファイルを抽出します。
- Linux/Raspberry Pi: tar file.
- Windows: zip file.
- macOS: dmg file.
2. 抽出ファイルを選択したディレクトリへ移動します。
- Connect Embeddedのバージョンをアップグレードしたい場合、既存のファイルを新しいものへと置き換えるだけで行えます。
Connect Embeddedへのログイン
Connect Embeddedのユーザー認証はlicense fileによって行います。
- Connect Embeddedを作動中のデバイスごとに1つのライセンスが付与されます。
- インターネット接続は不要です。
- Connect DesktopとConnect Embeddedを同時に作動させることはできません。
1. 端末からProtoPie Connectをダウンロードして作動します。
- macOS:
./pc-mac
, - Windows:
./pc-win.exe
, - Ubuntu(intel):
./linux-x64
, - Raspberry Pi (64bit arm):
./linux-arm64
2. 端末にDevice IDが表示されます。
3. アクセスをリクエストするときは、Device IDを弊社セールス担当者にお知らせください license.txtファイルが付与されます。
4. Connect Embeddedを保存した同じディレクトリにライセンスファイルを移動します。
5. 端末からConnect Embeddedを再度作動し、以下のログメッセージが表示されるかを確認します:Licensed to ユーザー名 until 有効期限.
6. ブラウザまたはローカルエリアネットワーク(LAN)内のブラウザに表示されたリンクを開きます。