Logitech G29 Steering WheelとProtoPie Connectの接続

ProtoPie ConnectとLogitech G29 Steering Wheel プラグインを活用して、リアルな運転をマルチスクリーンで体験しましょう。

ProtoPieでのプロトタイピング詳細についてはこちらをご参照ください。

情報の流れについて

以下の画像にはProtoPieとLogitech G29 steering wheel間の情報フローが示されています。

• Logitech G29 steering wheelからイベントと変数がProtoPie ConnectのG29プラグインへ送信されます。
• ProtoPieが処理できるよう、G29プラグインによってイベントと変数がSocket.IO メッセージへ変換されます。
• ProtoPie Connectに追加したプロトタイプがインプットを受信し、Send/Receiveメッセージを使用して応答します。

エコシステム

以下に示しているエコシステムは、ProtoPie ConnectのG29プラグインを使用した場合の例です。

• WiFiまたはネットワークに接続可能なデバイス１台（USBポート付き）
  • ProtoPie Connectを作動してLogitech G29 steering wheelをUSB経由で接続します。
• Logitech G29 racing wheelとペダル（オプション）１セット
  • 例.
• タブレット2台(iPadOSもしくはAndroid)またはコンピュータモニター2台
  • 大きめのディスプレイで開く必要があるプロトタイプ（ProtoPie Connectのウェブブラウザとタブレット上のProtoPie Player）。
• スマートフォン1台(iOSもしくはAndroid)
  • モバイルディスプレイで開く必要があるプロトタイプ（ProtoPie Player）。

設定

Logitech G29 steering wheelとProtoPieのプロトタイプ間でのメッセージの伝達には、以下の設定を推奨しています。最終的に、本ページのトップにある動画と同じ設定になるようにしてください。

• 大きいディスプレイ2台とスマートフォン1台を使用してプロトタイプを作動します（スマートフォン、タブレット、モニターはすべてディスプレイとして使用します）。
• WiFi (同じLAN)経由でProtoPie PlayerをProtoPie Connectへ接続します。
• Logitech G29 steering wheelをUSB経由でProtoPie Connectを作動しているデバイスへ接続する：
  • ProtoPie Connectの右上隅にある[Plugins]ボタンをクリックします。
  • プラグインリストにある[G29]を選択します。

• PlayStation版のG29をお持ちの場合、PS3とPS4の互換モードをスイッチで切り替えることができます。PS3モードとなっていることを確認します。

• G29のUSBコードをコンピュータへ接続します。
• [Run]ボタンをクリックします。

• G29 steering wheelを使用する準備ができました。

例

Steering Wheelを左に回す

steering wheelを左に回してProtoPie Studioでレイヤーの回転や色の変更をします。

• Logitech G29 steering wheelを完全に左に回すと、受信したイベントがG29プラグインによってProtoPieが処理できるメッセージへと変換されます。
• ProtoPie Connectにロードされたプロトタイプによってメッセージが受信され、色や回転への応答時に変数が割り当てられます。

Steering Wheelのボタンを押す

steering wheelにある三角のボタンを押すと、2つのプロトタイプ上でアクションが作動します。

• Logitech G29 steering wheelにある三角のボタンを押すと、受信したイベントが、G29プラグインによってProtoPieが処理できるメッセージへと変換されます。
• ProtoPie Connectにロードされた2つのプロトタイプが設定に従ってメッセージに応答します。
  • 例えば、一方のプロトタイプではライトを点滅させ、もう一方では「緊急事態」という文を表示させます。